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2012年 06月 16日
会の発起人は田中淳夫さん(銀座ミツバチ社長)。銀座ミツバチと伊藤さんの「縁」については『美味しんぼ』105巻でも紹介されている。 この本の裏表紙に次のような言葉が記されている。(本文78ページから抜粋) 私がいうところの「逆転の発想」の基準とは、「生命」にあります。生命を基準にすれば、まず間違いはありません。 われわれ人間は頭脳を持っているだけで、他の生き物となんら変わりはないのです。 しかし、授かった頭脳を使って、他者(人間も含めたあらゆる生き物たち)を裏切ってしまうこともある。自分の都合で一方的に押し付けてしまうこともある。 それをやめよう。生命あるものをもっと尊重しよう――。 そう考えたとき、今まで見えてこなかったものが見えてくると思うのです。つまり、他者の立場になって考えること。それが「逆転の発想」だと思っています。 そして、木の立場になって、ただ熱を加えて乾燥させるのではなく、「木だって気持ちよく汗をかきたいはずだ」という信念を貫いて開発したのが「愛工房」である。 『樹と人に無駄な年齢はなかった』には、その開発に至るまでの経緯や、愛工房を通して見えてきた林業や木材業界の姿をも明らかにされている。この本を読むと、疲弊した林業や木材関連産業の再生も可能ではないかと思えてくる。
by sophia_forest
| 2012-06-16 07:27
| 林業
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