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2006年 03月 15日
本日4時半、気仙沼市役所を訪れ、鈴木昇市長と面談。日本原燃に対して、宮城三陸沿岸の4市町(唐桑、気仙沼、本吉、南三陸)の首長連名で説明会開催を強く求めるよう要望した。原燃への説明会開催要求書(案)は資料として巻末に掲載。「要望」ではなく、「要求」である。
今回市長を訪問したのは、「三陸の海を守る気仙沼・本吉の会」を結成し世話人として菊田さんと私、他に気仙沼市議会から2名の議員さんに紹介議員として同席していただいた。 唐桑と気仙沼は合併し、4月より新しい気仙沼市になるため、要求書を原燃に送ることは難しい状況であるが、アクティブ試験をめぐる状況が急転していることもあり、急遽要望することとなったものだ。 いよいよ、この問題も正念場となってきた。再処理はきっと止まると信じて、腰を据えて、一つ一つ事に当たっていくことにしよう。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 《資料:宮城三陸4市町長から原燃への「要求書」(案)》 平成18年3月 日 日本原燃株式会社 、 代表取締役社長 兒島 伊佐美 殿 宮城県気仙沼市 市長 鈴木 昇 宮城県本吉郡唐桑町 町長 佐藤 和則 宮城県本吉郡南三陸町 町長 佐藤 仁 宮城県本吉郡本吉町 町長 森 琢男 核燃料再処理工場アクティブ試験に関する説明会開催の要求(案) 貴社核燃料再処理工場では、平成18年4月にアクティブ試験(使用済み核燃料を用いた総合試験)を開始しようとしています。このアクティブ試験操業により、大量の放射能を含む廃液が放出されることになります。 津軽海峡を越えたエチゼンクラゲが当地方の宮城沿岸まで南下しており、すでに漁業者にも大きな被害が発生しております。このエチゼンクラゲの例からも、貴社工場からの放射能廃液が宮城三陸沿岸にまで到達し、放射能による人的被害や、また風評による経済的な被害が引き起こされることを懸念しております。 つきましては、当宮城三陸の四市町において、住民の安心、納得を得るためにも、青森県、六ヶ所村と安全協定を締結する前に、説明会を開催いただきたく、ここに強く求める次第です。 さて、貴社「行動憲章」を拝見いたしましたが、崇高なる倫理観をもって事業に当たられている姿勢と精神に敬意を表するものであります。憲章六において、「私たちは、社会の声を謙虚に受け止めるとともに、社会の人々に対して、オープンに、わかりやすく、正確かつ迅速に情報を発信します。」と明記されておられます。 また貴殿も、岩手県および岩手県沿岸市町村や岩手県漁連の説明会開催の要求に対し、真摯に対応する旨を述べられておられるとのこと、嬉しく聞き及んでおります。 当該要求に対しましても、同様の精神をもって「オープンに、わかりやすく、正確かつ迅速に」回答いただけるものと確信しております ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
by sophia_forest
| 2006-03-15 11:33
| 原発
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